IP ブロックリストとは
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IP ブロックリスト (IP Blocklist) とは、悪意あるアクティビティが確認された IP アドレスを登録し、それらからのアクセスを自動的に拒否するリストです。ファイアウォールやWAF のルールに組み込むことで、既知の攻撃元からの通信を入口で遮断できます。 2025 年現在、脅威インテリジェンスフィードとの自動連携により、リアルタイムでブロックリストを更新する運用が一般的になっています。
現場での使用例
「 DDoS 攻撃を受けた際、攻撃元の IP アドレス帯域 (/24) を WAF の IP セットに追加して即座にブロックしました。同時に脅威インテリジェンスフィードから関連する C2 サーバーの IP リストを取得し、予防的にブロックリストへ追加しています。」
ブロックリストの種類
公開ブロックリスト (Spamhaus 、 AbuseIPDB など) は、スパム送信元やマルウェア配布元の IP アドレスをコミュニティで共有するサービスです。商用の脅威インテリジェンスフィードは、より精度の高い IP レピュテーション情報を提供します。自社ブロックリストは、自社のログ分析で検出した攻撃元 IP を独自に登録するもので、SIEM と連携して自動更新する運用が効果的です。
| 種類 | 登録される IP | 更新のしかた | 典型的な用途 |
|---|---|---|---|
| 公開ブロックリスト (Spamhaus 、 AbuseIPDB など) | スパム送信元やマルウェア配布元の IP アドレス | コミュニティで共有されるリストを参照する | メールサーバーで DNSBL として照合し受信を拒否する |
| 商用の脅威インテリジェンスフィード | より精度の高い IP レピュテーション情報 | 自動連携でリアルタイムに更新する (2025 年時点で一般的な運用) | 関連する C2 サーバーの IP を予防的にブロックする |
| 自社ブロックリスト | 自社のログ分析で検出した攻撃元 IP | SIEM と連携して自動更新する | DDoS 攻撃時に攻撃元の IP 帯域 (/24) を WAF の IP セットへ追加する |
運用シナリオ
Web サーバーへのDDoS 攻撃が検知された場合、攻撃元の IP アドレス帯域をブロックリストに追加して即座に遮断します。メールサーバーでは、スパム送信元の IP を DNS ベースのブロックリスト (DNSBL) で照合し、受信を拒否します。クラウド環境では、 AWS WAF の IP セットや CloudFront のジオリスティクションと組み合わせて、国単位でのアクセス制御も可能です。DNS セキュリティと IP ブロックリストを併用することで、多層的な防御を実現できます。
運用の注意点
IP ブロックリストの最大の課題は誤検知 (フォルスポジティブ) です。共有 IP アドレス (NAT 環境、 CDN 、 VPN) をブロックすると、正規ユーザーまで巻き添えになります。ブロックリストは定期的に見直し、不要なエントリを削除する運用が必要です。また、攻撃者は IP アドレスを頻繁に変更するため、ブロックリストだけに依存せず、レートリミットや行動分析と組み合わせましょう。強力なランダムパスワードでファイアウォールの管理コンソールを保護することも重要です。
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